パントリーチャレンジで劇的節約&断捨離大作戦
そろそろやってくるあの季節…
梅雨。🌀
ご存知のように、梅雨の時期には食べ物が腐りやすい。
食中毒の件数も増加する。
その時期を迎える前に、
パントリーチャレンジなるものを実践してみた!
パントリーチャレンジとは
米国では、食品の倉庫のことを「パントリー」と呼ぶ。
つまり、食品用の倉庫の中を食べ尽くそう!
ってのがパントリーチャレンジ。
なんでそんなこと行う必要があるの?
と疑問に思う人も多そうだが、実はパントリーチャレンジにはいくつものメリットがある。
冷蔵庫の中、戸棚の中には何がある?
ごはんを毎日食べる私たちにとって、自宅に余分に食品があることは全く不思議なことではない。
本来、冷蔵庫や食品用の棚は食べ物を保存するためのもの。
食べ物をできる限り無駄なく食べるために、各家庭が高いお金を出して購入する。
ここで質問。
我々は本当に食べ物を無駄にしていないだろうか。
- 冷蔵庫やシンク下の戸棚にある食べ物の賞味期限・消費期限は把握できてる?
- 奥の方に入っているものは何か思い出せる?
- 使い切れなかった野菜はどこにある?
振り返ってみると、意外と答えられない人が多いんじゃないだろうか。
答えられなかった人へ。パントリーチャレンジのすすめ
ルール:自宅にあるものだけを食べる。一定期間、食品の買出しを禁止する。
パントリーチャレンジに挑戦すると、必然的に自宅保管の食品在庫がみるみる減っていく。
中身が完全に空になるまでとは行かなくても、それに近い状態になるまでは食品の買い足しをしてはいけないというルールの下で生活をする。
どんな効果があるかというと、
- 自宅にある食材がゴミ箱行きになる前に消費される
- 冷蔵庫・パントリーの中身がすっきりする
- 冷蔵庫・パントリーの掃除がしやすい
- 自宅にある食材を把握できる
- これまで無意識にしていた無駄遣いに気づく
- 使わない調味料は今後買わなくなる
- 節約になる
- 新しいレシピや調理方法に挑戦できる
このように、自宅のストック食材を見直して断捨離したい、食費を大幅にカットしたいという人に向いている生活スタイルだ。
パントリーチャレンジのデメリット
何事にもよい側面と悪い側面はあるということで、念のため考えられるデメリットも紹介しておく。
チャレンジする前にあらかじめ対策を考えておくとよい。
- チャレンジ終盤に在庫が極端に減り、栄養が偏る可能性
- 家族が多い場合、食にうるさい場合には難易度が上がる
- スーパーで美味しそうなものを見つけた時に結構辛い
これらのデメリットは自分なりのルールを決めることである程度解消できる。
- 野菜を使い切ったら野菜のみ購入しに行く
- 家族のお弁当用食材だけは購入してよい
- スーパーやコンビニには何があっても行かない
など、境遇に合わせてルールを決めることで、パントリーチャレンジのハードルも下がる。
無理なく節約&断捨離することができる工夫をしてみよう。
パントリーチャレンジの成果
約3週間、パントリーチャレンジをしてみた結果を公開する。
この間、外食に行ったのは5回。
結論、やってよかった!!!
物理的に家の中がすっきりしたことはもちろん、それ以外のメリットもたくさん。
今まで何気なくしていたスーパーでのお買い物では、かなり無駄が多かったことに気づかされた。
そして、残り物を使った料理のスキルが格段に上がった。
ただ、非常に悔やんでいる点が一つ。
実践前の写真を撮っていなかった( ゚Д゚)
ごめんなさいぃぃ
①パントリーはどうなった?
※筆者は一人暮らし用の小さなアパートに暮らしているので、厳密には×パントリー、◎シンク下の扉
Before
写真がなくてごめんなさいm(__)m
使い切った食材は以下の通り。
- 玉ねぎ×4
- じゃがいも×6
- ニンジン×3
- 大根×1
- 小麦粉
- 袋ラーメン×2
- カップ麺
- パスタ×2袋
- パン×∞
- はちみつ
- サバ缶×2
- トマト缶×2
- ひよこ豆×2
- かつお節
- 乾燥わかめ
- 揚げ玉
- コーヒー×10
- 紅茶×10
After
お米を除いて、このボックスに収まるように!
なんなら、結構余白もあるぞっ(*'▽')るんるん
今朝はほんだし、刻みのり、いりごまを使ってお茶漬けを楽しんだ。
残り物でご飯を準備するスキルめちゃめちゃ上がる。
②冷蔵庫の中身
Before
元々あった食材は多すぎておダルなので詳細は割愛。m(__)m
- 冷蔵庫:つくりおきしたものや卵、野菜、大豆製品、ヨーグルト、、、
- 冷凍庫:カットした葉野菜、米、冷凍食品、アイス、、、
とにかく冷蔵庫にも冷凍庫にも食べ物がいっぱい。
奥側はほぼ見えなかった。
ただ、日ごろから無駄が出ないようには気を付けてはいるので、在庫はある程度把握していたつもりだ。
After<ドアの裏側>
どうでしょう。
かなりスッキリした!
ちなみに、みりん、酒、酢、油類は別の場所で保管してる。
ジャムは3種類⇒1種類、マヨネーズは(何故か)2つ⇒1つに。
さらに、ドレッシングを自作するようにもなった。
できる限り菜食にしている為、親から頂いたバターをなかなか使いきることができず苦戦中。
捨てるのは絶対に嫌なので、友人にクッキーでも焼いてみようかと作戦を練っているところだ。
次に、冷蔵庫のメインスペース。
面白いっぽい画像が撮れたから、笑ってくれたらうれしい。
After<正面>
とてもじゃないけど自炊してる人の冷蔵庫とは思えない…笑
ちなみにこの状態になったのは今朝。
最後に残ったニンニクと玉ねぎ、勢いでりんごも使い切り、無の空間と対面した瞬間、
「なんにもなくなった(喜)」
とひとり達成感に浸っていた\(^o^)/
捨てた食材は、一つもない。
すべて無駄なく食べきることができた。
ニンニクや玉ねぎの皮も最後まで活用するため、出汁を採ってから処分するようになった。
まとめ
パントリーチャレンジをしてみたら節約と断捨離が同時に成功した。
もちろんこの間、外食を除けば食費は使っていないことになる。
以前は食費として一日およそ¥500円分使っていた。
パントリーチャレンジをしたことで、¥500×7日×3週間=¥10500分の無駄が省けたことになる。
また、断捨離の効果として、自分の今までの生活習慣や買い物の癖を見直すことができる。
自分の無意識な無駄遣いに気づくことができるのだ。
特に調味料やインスタント食品は、よくよく考えてから買おうと反省した。
今日ついに冷蔵庫が空になったので、近いうちにスーパーへ行くつもりだ。
これまでよりも丁寧に食材を選べるようになっていることは間違いないだろう。
モノを減らしてスッキリしたい、食費を抑えたい人におすすめのパントリーチャレンジ。
準備は必要なく、今日から始めることができる。
興味を持ったら、トライしてみては?