水の都ベネチアまで、全長3850mの橋を歩いて渡ってみた
歩くのはいい。
その土地を自分の足で踏み、知らない面々とすれ違い、異国の空気をじかに感じる。そんな旅が、私は好きだ。
電車やバスに乗ってこそ感じられる雰囲気もあるが、
私は断然、徒歩派だ。
今回、水の都ベネチアまで歩いた道があまりにも美しかったので、それをまとめてみる。同じことしたい人がいるかはわからないけれど。☺
トレヴィーゾ空港(ヴェネツィア)到着
パリ⇒ヴェネツィア間は、ライアンエアーでパリ・ボーヴェ・ティレ空港からトレヴィーゾ空港まで。フライト時間は約1時間40分ほど。
以前の記事に挙げた方法で往復¥3900ほどの激安航空券をゲットして、ルンルンで行ってきた٩( ''ω'' )و
機内からは、こんな景色が見られた!
普段とは違った目線からの景色は結構感動するものだ。
機内食はいらないけど、窓際は譲れない。
ベネチアは、イタリアのこの辺りにある島。
知っての通りの水の都。
世界で最も美しい街に選ばれたりもしていて、期待大😍
1泊13ユーロ(≒1600円)のホステルが最高だった!!
私たちが宿として選んだのは、メストレという地域にあるアンダ・ベニス・ホステル。
Agodaのレビューがとても良かったのでここを選んだ。
しかし、メストレという地域はベネチア本島外のメストレという地域にあるため、主要な観光地に行くには電車を使うのがノーマルらしい。
ベネチアでは、その美しさ故に観光業が盛んであるが、この辺りは工業地帯らしかった。
街を散策していたら工場がたくさん見られた。
ローカル感満載な感じも、またいいんだよねえ。
宿の外観はこんな感じ。
本当に安宿?!って思うような、大きくてモダンな建物だ。
立地はヴェネツィア本島外とはいっても、駅から徒歩1分くらいでアクセスも良く、施設自体もかなり綺麗だった。
無料Wi-Fiにバー、朝食プランもあり、コーヒーやサンドイッチなんかがオトクに買える自動販売機もあり、宿泊料金は1泊13ユーロ(約1600円)と激安!
私たちが宿に到着して最初に見たものは、なんとブランコ!!!
安宿にもこんな素晴らしいものがあるのか!!と大興奮でしばらく揺られた(笑)
ゲストルーム(男女混合ドミトリー)はこちら。
清潔感ばっちりで、トイレ×1部屋、シャワー×2部屋も備わっていた。
各ベッドに照明+コンセント+簡単な物置的なものが備わっていたのも高ポイント。
寝るだけのためにここに来た利用客にとっては十分すぎる。
この充実度で13ユーロはコスパ最強~!٩( 'ω' )و
宿~ヴェネツィアまでの道
ヴェネツィア本島に辿り着くためには、西から東へ、この3850mの橋を渡っていかなければならない。
ちなみに電車を使うと、宿(アンダ・ベニス・ホステル)から片道€1.35(≒¥150)で20分ほどで行けちゃう。
99%の人はバスや電車を使って移動するため(推測)、歩いている人は我々以外に誰ひとりいなかった。
ちなみにちゃんと歩道はある。
誰も歩いていないからって、気にしない、気にしない。
宿からこの橋の始まる地点までは、およそ1時間ほど歩いた。
予想外に複雑な経路だったが、マップアプリの力を借りれば案外何とかなるものだ。
特に治安の悪そうなところもなかった。
そんなこんなで、橋渡りスタート。
3850m、海の上をひたすら行くぞー!(^^)!
地図を見た時から「良い景色が見られそう」という期待はしていたが、、、
やっぱり裏切られなかった!!!
空が海に反射した美しい景色が360度に広がる。
この日は天気も最高だった。
冬のベネチアは確かに寒いが、ふたつの太陽に照らされながら長距離を歩くと、少し汗ばんでくるくらいだった。
空気がきれい!
気持ちがいい!!
How refreshing!!!
ベネチア本島に到着!
電車に乗っていると、「あとどのくらいで到着するのか」を時間でしか測れない。
歩いていくと、最初はまったく見えなかったベネチアの街が徐々にその姿を表して、最後にははっきりと見えるようになる。
自分の足で進むと、「来たぞ」感が全然違う。
その過程を存分に楽しめた。
☺「あれがウワサの!」
☺「どんどん近づいてきた!」
☺「いよいよ入るぞおおおっ!」
みたいな興奮があり、冒険心を刺激されまくった。旅してる~!って感じ。
絶景を楽しみつつ橋を渡りきったところで、ステッカーまみれのVENEZIA看板のお出迎え。
可愛いなこれ。
トータルで2時間ほど歩き、ようやくたどり着いた。
少しの疲労感と大きな達成感を噛み締めつつ、最高の気分でベネチア観光をした。
一緒に行ってくれたみんな、ありがとう。
まとめ
今回は、イタリアの観光地ベネチアへ行く過程で素敵な景色を見つけたので記事にしてみた。
水の都と呼ばれるベネチア。
島の内側だけでなく、島の外にも水の都ならではの魅力があった。
観光の記録はまた後日。
とある橋の上から。
観光地でもそうでなくとも、歩いて移動をするだけで思いがけない発見があったりする。
時間があるなら、そんな旅をしてみるのもいいかもしれない。
それでは。