世界一周したのちエコなシンプルライフに目覚めた女子大生のブログ「声」

海外で学割を使おう!【国際学生証】
激安ドラッグストアCitypharmaでパリコスメをお得にゲットしよう
束って実感♪ミニ財布に変えるといいこと4つ
【エコブログ】もう捨てない。「ゼロウェイスト生活」に挑戦!

今まで参加した海外ボランティアまとめ【10日以上限定】

 

f:id:mnmysd:20190514155838j:plain



明日から新たなボランティア先での生活が始まる。

 

スイスはチューリッヒとザンクトガレンのちょうど間に位置する、リヒテンシュタイクというというあまり知られていない街での活動だ。

すぐ近くにリヒテンシュタインというとても良く似た名前の国があって、めっちゃ紛らわしい。笑

 

なにはともあれ、美しい街と聞いている。

期待に胸が膨らんでる。

 

 

2018年4月のフィリピン留学に始まり、8月からは、旅×ボランティアというスタイルでアジアからヨーロッパ(最後はカナダに行く(*'ω'*))まで、世界中のあちこちを訪れてきた。

 

信じがたいことに、既にこの生活を初めてそろそろ4か月もの月日が経過するようだ。

 

今回の記事では、これまでに行ってきたボランティアの内容を振り返ってみる。

 

海外ボランティアってどんなことするの?

と、気になっている人にとっては、もしかしたら価値があるかもしれないかも。

 

 

 

これまで行ったボランティア4つ紹介

ベトナム

f:id:mnmysd:20181209074120j:plain

期間:2018年8月中旬~9月初旬

内容:日本語教室

詳細:

ホーチミン辺境の小さなパゴダ(仏教寺院)にて、他の日本人女子4人と24時間生活を共にした。毎日5人で一緒のベッドに寝たら、めちゃめちゃ仲が深まった(笑) 。同じ期間にスリランカから2人、インドから1人が、英語教室のボランティアとして同じ場所で活動していた。

 

1日に持つ授業時間は3時間(1時間半×2コマ/日)+αで、それ以外にも授業準備清掃、子ども(お坊さんキッズ)の遊び相手等。

食事は3食提供され、厳格な仏教の為に動物性のものは出なかった。味は...慣れればおいしい...?なぜかご飯が出ない日もあって、おなかすいた。

必要最低限のものしかなく、ネズミやゴキブリとは気づけば友達になっていた。空き時間には近くの路面カフェに行ったり、ベトナム人に街を案内してもらったりと、充実した毎日だった。

 

日本語教室では、ゼロの状態から授業をつくった。上からの指示は一切なく、100%自由に授業を行っていた。初めこそ戸惑ったが、ボランティア同士で協力して案を出し合い、なかなか満足度の高い授業を行うことができたと思う。

生徒の数は日によってまちまちで、多い時は30人ほどいただろうか、、、。そのため、レベル別に分けて授業を行うこともあった。初心者にも上級者にも好評だったのが、伝言ゲーム。自分の発音の間違いに気付ける良いゲームでもあった。また、我々が折り紙で作ったいろんなものを、ニセ日本円(これも手作り)で買うというお買い物ゲームもみんな楽しんでやってた記憶がある。正しくお買い物できると折り紙商品がゲットできる、ってルールにしたら想像以上に白熱しててこっちまで面白かった。

 

学びに来るベトナム人に対しては、勉強に対するモチベーションがめちゃ高い!という印象を持った。ほぼ全員がしっかりと話を聞いていたし、何も言っていないのにメモを取ったり、覚えた表現を積極的に使っていたり。例を挙げだすとキリがないが、9割がたそんな感じだった。今思うと、空き時間にも彼らにつかまって日本語を教えていたことがよくあった。

 

ミャンマー

f:id:mnmysd:20181209074232j:plain

期間:2018年9月中旬~下旬

内容:コミュニティ生活支援全般

詳細:

ニャウンシェという街からトラックの荷台に乗って3時間ほど移動したところ(腰が痛すぎるんだわ!)にある、まるで本の中の世界のような小さなコミュニティに入ってのボランティア。

幼稚園児から高校生まで、併せて総勢約2000人の子供たちが暮らしていた。見渡す限り子供。

ボランティアは、ミャンマー人5人、日本人2人、カンボジア・ベトナム・チェコから1人ずつが参加。

 

仕事内容は多岐にわたり、そのほとんどが肉体労働。かなり原始的な方法での道路建設ファームのお手伝いから、食事の準備幼稚園児のお世話(これが本当に過酷すぎた)、文化交流会でのパフォーマンスなんかもあった。

 

日の出る前から深夜まで、生徒が外で教科書を音読しているため、いつも彼らの声で目覚めていた。食事はこちらも動物性のものはなく(稀にお魚が出る)、3色提供された。ミャンマーのご飯は、油!塩!辛い!って感じ。シャワーはナチュラル(つまり桶で水浴び)で、たまーに普通のシャワーが使えたが、まあ冷たいことに変わりはない。洗濯はもちろん手洗いで行う。

 

お仕事は結構大変だったのだけれど、当時のボランティアリーダーがしっかりしていて、なんとかボランティアとしての役割を果たせたかなと思う。適度に休憩をはさんでくれたり、お菓子を用意してくれたり、とにかくいろいろと気を遣ってくれた。また、湖や星など自然が美しすぎたためいつでもリフレッシュできた(笑)

※ボランティアリーダー:複数のメンバーが集まってワークを行う場合、経験者などがリーダーとして責任を持つ。お仕事のプログラムを組んだり、ボランティア活動のレポートを書いたりしている。リーダーが頼れる人だと、初めてだという参加者も安心できる。

 

そのような暮らしをする中で、ミャンマーの未熟な教育システムを目の当たりにした。彼らの勉強法=ひたすら音読。音読音読音読。ミャンマー人のボランティアの子に話を聞くと、全てを暗記して覚えようとするのがこの国のスタンダードらしい。ミャンマーの学校にはしっかりした壁も整備されていないため、常にザワザワしている状態だ。これでは集中力も続かず、暗記をするにしても効率が悪い。この音読中心の教育体制も徐々に見直されてきてはいるようだが、もしまたミャンマーでボランティアに参加するなら「勉強の仕方」を提案できたらいいなと思った。

 

アイスランド

f:id:mnmysd:20181209073309j:plain

期間:2018年10月中旬~11月前半

内容:WEB雑誌の作成

詳細:

首都レイキャビークからバスで1時間ほど、山の中のボランティアハウスでの生活。ラッキーなことにその場所からオーロラも見えた!参加者はドイツ人2人、オランダ、ベルギー、中国、そして日本人(私)。

 

目的は、アイスランドの情報誌を作ること。意義が曖昧だった気もするが、最終的にちゃんと完成したからよしとしてる。各メンバーがアイスランドにまつわるテーマについて掘り下げ、現地取材などの情報をもとに一つのWeb雑誌を作った。私はとにかく地熱のことについてとにかく調べた。ゲイジールGeothermal Energy Exhibition at Hellisheidi Power Plant in Reykjavik, Iceland | Geothermalexhibitionなんかにも訪れた。

出来上がったものがこちら

 

issuu.com

 

アイスランドの自然にはとにかく圧倒されっぱなし。まず空港を出たところから、感じるにおいが違った。ボランティア期間中ももちろん、自然を堪能しようと毎日2時間ほどのハイキングに出かけていた。島国で地熱埋蔵量が多いところなど日本との共通点も多く、環境への意識の面において見習うべき点をたくさん見つけた。

 

ドイツ


f:id:mnmysd:20181209080946j:image

期間:2018年11月中旬~12月前半

内容:乗馬場の馬さんたちのお世話、家事全般

詳細:

workayayを使って個人で行ったボランティア。ミュンヘン近くのウッティングという、美しい村にある乗馬場のお手伝いをした。

毎朝9時からお仕事が始まる。午前中は14匹の馬とその周辺を綺麗にすること、餌やお水をあげることを主にしていた。雨ニモマケズ雪ニモマケズ!!午後は、枯葉やゴミの撤去をしたり、家事全般をしたり。家族の一員になったみたいな感じでボランティアしていた。嗚呼、非常に居心地が良かったところ。戻りたい。

 

ご飯は、お昼だけ家族に混ざって頂いてた。ヴィーガンのお家で、お肉食べたくなるかと思ったら全っ然いけた。ホストマザーが作ってくれるゴハンは全部美味しくて体調も整った。「動物性のもの食べる必要ないわ」と思えた。これをきっかけに畜産業の現状について調べたり、今までとはまた違った視点を手にいれることができた。本当に感謝してる。

朝と夜は自分で用意して食べるはずが、結局ボランティアのご褒美とか言って植物性のヨーグルトやチーズとかパンとかジュースとかいろいろ恵んでくれた...。専用のキッチン、バスルーム、個室も用意されてて、至れりつくせりだった。

ボランティア全般に言えることだが、とにかく着ているものすべてが汚れる。強烈な匂いがついたりもする。捨ててもいい服を持参することをお勧めする。ボランティアが終わる日に、汚くなった服をウエスにしてお掃除に使った(笑)。

 

まとめ

「ボランティア」とひとことでいっても、行く先によって活動内容は千差万別。教育活動から環境保全、生活支援まで幅広く行ってきて感じているのは、「助けてあげよう」という気持ちよりも「その地に溶け込もう」とすることの重要性。自分がボランティアとしてすべきことは、地元の人と心から繋がって、私たちの行動を受け入れてもらうこと。心で繋がって、何か考えてもらえるきっかけを与えて、それが結果的に彼らの自立に繋がればいいな、と思う。

 

明日からのボランティアも、気合い入れていってくる🐭

 

 

それではまた!